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2006.12.27 (Wed)

性をこえた愛。

「翼をください」

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製作: 2001年 カナダ
監督: レア・プール
出演: パイパー・ペラーボ / ジェシカ・パレ / ミーシャ・バートン / ジャッキー・バロウズ

(あらすじ)

寄宿学校へ入学したメアリー(ミーシャ・バートン)は、ルームメイトのトリー(ジェシカ・パレ)とポーリー(パイパー・ペラーボ)の明るさに助けられ次第に寮生活へ馴染んでいく。トリーとポーリーは同性ながらも深く愛しあっていた。ある朝、2人が同じベッドにいるのをポーリーの妹が見つけ、学校中の噂になってしまう。親に知られることを恐れたポーリーは、トリーを想いつつも避けるようになり、メアリーにトリーの力になるよう頼む。一方、拒絶され傷ついたトリーの心は次第に荒れていく。

(感 想)

カナダ・トロントの寄宿学校で起きた衝撃の事件を映画化した3人の少女たちの禁じられた愛を描く実話ドラマです。
実は私、前にこの映画を観ていたんですね。自分のことながら、映画の好みは変わらないなぁと思いました。別に、レズ系の話が好きな訳ではなく禁じられた恋とか聞いちゃうと、好奇心がウズウズいちゃいます。
母を亡くして、継母と父親に寄宿学校に入れられてしまったメアリー。
不安のなかに出会ったのが、ルームメイトのトリーとポーリー。2人の明るさに助けられ、しだいに学校生活に慣れていきますが、まさか2人が愛しあっているとはびっくりだったでしょう。外でキスしあう2人を、窓辺で見てしまったメアリーは「男の人とキスをする練習?」と最初は思いました。
しかし、ベットでもつれあう2人を見た時は決定的。でも、メアリーは気持ち悪いなどと思わず素直に受け止めます。
私は2人はレズではなく、たまたま愛した人が同性だったと思いたい。
メアリーも、きっと同じ気持ちだったと思います。
ポーリーの妹に、2人がベットで裸で眠っていたところを見られてからポーリーの態度が急変。無理やり、トリーが自分のベットに入ってきたと証言し、トリーを無視し始めます。もし、私がポーリーだったら、同じことするでしょうか?愛を貫きとおすトリーとひた隠しにするポーリー。どちらの気持ちもわかるような気がします。
ポーリーはトリーを嫌いになったのではなく、本当に愛してるのはトリーだけと彼女に言い、メアリーに彼女のことを頼みます。
だんだんと、行動がおかしくなってしまうトリー。愛するってこんな感じなのでしょうか?
ポーリーに兄の友人の彼氏ができ、苦しむトリー相手に決闘を申し込みます。ここでは、彼女は女ではなく性別をこえた愛を貫く炎です。
激しく愛し、嫉妬し、繊細に傷つき、悲しみ、揺れる炎。
決闘の日、フィッシングの剣を持ち戦う2人。なんと、彼の足に突き刺してしまいます。立ち会っていたメアリーはびっくりし、なんてことをしたのか問い詰めますが、トリーは走り去ってしまいます。
そして、トリーは飼いならしていたハヤブサとともに、空に舞ってしまいます。ポーリーの愛を胸に抱き。
実話としては、とても悲しい結末ですが、トリーにはこの道しかその時にはなかったのでしょう。ポーリーには、一生消せない傷が残ったことと思います。そして、2人を見ていたメアリーにはこれから誰かを愛するたびに、彼女のことを思い出すのでしょうか?
私は、同性の人を好きになったことはありませんが、異性を好きになるのとあまり変わりがないように思います。しかし、日本ではまだまだタブー視されています。きっと、苦しんでいる人たちがいるでしょうね。その人たちに、明るい未来が目の前に開けるよう願わずにはいられない、そんな作品でした。
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テーマ : DVDで見た映画 ジャンル : 映画

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2006.12.05 (Tue)

恐いけど、キュート。

「ローズマリーの赤ちゃん」


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(あらすじ)

ニューヨーク。若い俳優ガイ(ジョン・カサベテス)と妻ローズマリー(ミア・ファロー)が、マンハッタンの古いアパートに引越してきた。2人がつき合っている初老の友人ハッチ(モーリス・エヴァンス)によれば、このアパートは、以前から不吉な噂がたえないという。隣人はローマンとミニーのカスタベット夫妻。親切だが、少々おせっかいの老夫婦だ。彼らには養女が1人いた。彼女は、いつもタニスの入った異様な匂いを発するペンダントをしている。そして、ある夜、彼女はアパートの窓から飛び降り自殺をとげてしまった。理由のわからない不可思議な死であった。翌日、カスタベット夫婦は、ガイとローズマリーを夕食に招待した。ローズマリーは、この夫婦をあまり好まなかったが、何故かガイは親密なつきあいを始めていった。そしてミニーは、例のタニスの入ったペンダントをローズマリーにプレゼントし、一方的な親切をみせ始めた。この頃から、ガイの仕事の上に変化が起こり始めた。

(感 想)

この映画は、1968年に上映されたロマン・ポランスキー監督の作品です。前々から気になっていた映画でDVD化されたので借りてみました。
まず、思ったのは恐さよりミア・ファロー演じるローズ・マリーのキュートさ。最初はボブスタイルでしたが、妊娠してからベリーショートに変わります。まるで、セシルカットのようでした。
着ている服も可愛くて、ほとんどが短めのワンピースなのですが、いろんなタイプのを着ていて、とても楽しめました。恐い映画なのに楽しめましたは変ですね(笑)
実は、ホラー系ジャンルはわりと好きで、あまり恐がらないんですね。
きっと、男の人から見たらつまんない女だと思われるかもしれませんね。
内容ですが、ローズ・マリーが妊娠するんですが、悪魔の子を産んでしまうんです。予想では、産んだ後にいろいろ恐いことが起こると思ったのですが、産まれて最後でした。期待を裏切られたような気がしますが、産まれるまでの心理的な恐怖はひしひしと感じました。
カスタペット夫妻の養女の不可思議な死。あまりにもおせっかいな夫妻から飲まされるドリンク。あまり売れない俳優ガイの、いきなりの出世。ローズ・マリーの体調が悪くても、「大丈夫だ」と言い切る産婦人科医。
彼女の疑い、恐怖があの折れそうな細い体で表現される。
今のホラー映画はCGなどに、頼りきっていると思いますが、この頃の、心理的な恐怖は俳優が演技がうまくなくてはできなかったように感じます。
そして、素晴らしい監督、ロマン・ポランスキー。彼は、続々と傑作を世に送り出していますが、最愛の奥さんを惨殺されたと言う悲しい出来事がありました。
ガイ役を演じたジョン・カサベテス。演技している彼を観たのはこの映画が初めてでした。彼の監督作品は「グロリア」「こわれゆく女」「フェイシズ」「アメリカの影」などを観ています。特に「グロリア」はあの「レオン」の元ネタと言われれているのは、ファンの方なら知っているでしょう。
ローズ・マリー役を演じたミア・ファロー。今は、おばさんになっていますが、昔はあんなに可愛かったんですね~。びっくりです。
彼女の出演作はウディ・アレンが好きなため、「カイロの紫のバラ」「ハンナのその姉妹」「セプテンバー」など何作品か観ています。そうです、彼女はウディ・アレンにとってミューズだったんですね。しかし、彼が養女のスン・イーと肉体関係をもち裁判沙汰になりました。
こうやってみると、私にとってなかなか興味深い作品でした。とにかく、若い頃のミア・ファローはキュートなので女の子に必見です。


テーマ : DVDで見た映画 ジャンル : 映画

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